【2025高岡クラフトコンペティション入選】

雨に灰が混じることを、鹿児島では「灰雨」と表現します。

それにちなんで、漆と桜島の灰を混ぜた「灰漆」という造語を先に思い浮かべて作りました。

茶人達が流行りや時代性を茶碗で表現したように、
頻繁に噴火する桜島の状況や、「灰雨」と独自の表現で自然を解釈する鹿児島の風土を、
日常でも使える湯呑（カップ）に落とし込みました。

県産の杉を薄いテープ状に加工し、円筒型に複数回巻きつけ接着することで木地を作り、浮造りにした後に灰漆で仕上げています。
小さな菓子皿は、蓋の役目も果たします。

お茶とお菓子、焼酎とおつまみ、そばつゆと薬味など、使い方はさまざまです。

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材　質：鹿児島県杉、桜島火山灰、漆
サイズ：カップ/縦8.1cm×横8.1cm×高さ6cm
　　　　皿/縦10cm×横10cm×高さ1.5cm
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【お手入れ・ご注意点】
・食洗機のご使用はお避けください。
・使用後は柔らかいスポンジで洗ってください。汚れがひどい場合は中性洗剤を使用しても構いません。水気を拭いて、自然乾燥させてください。
・木目や色味等のご指定はお受けしておりません。イメージ違いなどでの返品・交換も出来かねますので、ご了承の上ご購入頂けましたら幸いです。
・すべての商品が、手作業による仕上げになります。若干のばらつき等がある場合がありますが、ご理解いただけますと幸いです。